プレスリリース
2018年3月28日
「平成29年度東京都スポーツ推進モデル企業」に選定
公益財団法人 明治安田厚生事業団(所在地:東京都新宿区、理事長:中熊 一仁)は、「平成29年度東京都スポーツ推進モデル企業」に選ばれ、3月23日(金)、都庁にて小池知事より表彰を受けました。明治安田厚生事業団は、今後もスポーツ活動および健康増進を一層推進していきます。
東京都スポーツ推進モデル企業(以下、モデル企業)は、東京都スポーツ推進企業※1の中から、特に社会的な影響や波及効果の大きい取り組みをしている企業が選ばれるもので、平成29年度は、195社のうち11社が選定されました※2。
※1 東京都スポーツ推進企業認定制度は、従業員のスポーツ活動の促進に向けて優れた取組やスポーツ分野における社会貢献活動を実施している企業等を認定し広く都民に周知することを目的としています。
※2 モデル企業には、「実践」と「支援」の2部門があり、事業団は「実践」部門のモデル企業に選ばれました。
中熊理事長 受賞のコメント
「この度は、表彰していただき誠にありがとうございます。私ども明治安田厚生事業団は、昭和37年の発足以来、運動を活用した健康づくりの研究とプログラム開発を続けてきました。近年は、職場での座りすぎが体に与える影響について研究しています。今回の「1時間ごとに1分間ランニング」は、大がかりな施設や資金がなくても自分たちの職場のなかでできる座りっぱなし対策の一つです。この表彰を機に、これからも公益財団法人として、健康づくりの成果を国民の皆さまに発信してまいります。」
事業団の取り組みについて
明治安田厚生事業団は、運動を活用した健康増進に関する研究やプログラムの開発・普及を行っています。忙しいビジネスパーソンの健康づくりのカギは「仕事の中で、少しでも体を動かすこと」と考え、これを「ワークスタイルのスポーツ化」と呼び自ら実践しています。
「ワークスタイルのスポーツ化」の3つの方針
1.体を動かしたくなる環境・風土づくり (主体性醸成)
2.一緒に運動してコミュニケーションを促進 (職場活性化)
3.体を動かすことで仕事の質を向上 (生産性の向上)
取り組みの例
1. 座りっぱなしの解消
・1時間ごとに音楽が鳴る時計を活用し、1時間ごとに1分間ランニング
・デスクの買い替え時に、スタンディングデスクを推奨
2. 運動環境の提供
・職場、または関連会社が所有するトレーニングルームを職員に提供
3. スポーツ科学における最新エビデンスの共有
・最新の研究成果をわかりやすくまとめた記事を、職場の掲示板等に掲載
・職場で開発したプログラムを体験するイベントの開催
東京都スポーツ推進企業認定のリリースはこちら
公益財団法人 明治安田厚生事業団について
明治安田厚生事業団は、国民の健康増進と体位向上に寄与し、社会福祉に貢献することを目的に1962年6月に設立されました。健康増進に関する学術研究や運動プログラムの開発等を行っており、近年は、働き方改革の中で注目されている「健康経営」のサポートにも取り組んでいます。2018年1月、2月には、企業の健康づくり担当者の声や、日々の健康づくりのヒント等を掲載した小冊子を2冊刊行しました。
「健康づくりウォッチ」2018年1月刊行
「ワークスタイルのスポーツ化による健康経営」2018年2月刊行