研究所レポート
2024年7月12日
日本地域看護学会第27回学術集会で優秀演題賞を受賞しました
日本地域看護学会第27回学術集会において、当研究所の大西研究技術員が、高齢者向けオンライン・コミュニティによる健康づくりシステム開発に関する研究成果を発表し、優秀演題賞を受賞しました(6月29~30日に宮城県で開催)。
演題名
シニア向けオンライン運動プログラムの社会実装に向けた段階的な取り組みの報告
発表者
大西真衣, 野田隆行, 川上諒子, 兵頭和樹, 山口大輔, 西田純世, 甲斐裕子, 荒尾 孝
概要
フレイル予防のため、高齢者の社会参加の場を増やすことは重要です。体力医学研究所では、シニア向けオンライン運動プログラムを地域の「通いの場」向けに広く提供し、高齢者の心身の健康に与える影響を検証しています。
研究の一環として、オンライン運動プログラムを導入する拠点を増やすため、公的機関との連携、地域住民への健康啓発活動、オンライン運動教室のPRならびに開設支援活動などを展開しています。今回の発表では、高齢者の社会参加の場となるオンライン運動教室の開設・普及を促進するために実施してきた多様な支援活動について報告しました。
私がシニア向けオンライン運動プログラム「Slow Online FiTness(通称: SOFT)」の社会実装に携わるようになってから、1年が経過し、プロジェクトメンバーとともに実施してきた過程を日本地域看護学会で発表いたしました。
これまで、地域住民の皆さまの健康づくりを応援するつもりが、逆に私が皆さまから激励され、元気をいただきながら、活動を続けてまいりました。今回の受賞を、プログラムをご活用くださっている通いの場の参加者の皆さまにお伝えしたところ、「あなたも頑張ったけれど、SOFTを続けてきた自分たちも頑張った!」と笑顔で喜んでくださいました。その姿を見られたことが、今回の受賞でいただいた何よりのご褒美だったと感じています。
この場をお借りしまして、シニア向けオンライン運動プログラムの社会実装活動をご支援くださっている皆さまへ、厚くお礼申しあげます。
発表について
演題名
シニア向けオンライン運動プログラムの社会実装に向けた段階的な取り組みの報告
発表者
大西真衣, 野田隆行, 川上諒子, 兵頭和樹, 山口大輔, 西田純世, 甲斐裕子, 荒尾 孝
概要
フレイル予防のため、高齢者の社会参加の場を増やすことは重要です。体力医学研究所では、シニア向けオンライン運動プログラムを地域の「通いの場」向けに広く提供し、高齢者の心身の健康に与える影響を検証しています。
研究の一環として、オンライン運動プログラムを導入する拠点を増やすため、公的機関との連携、地域住民への健康啓発活動、オンライン運動教室のPRならびに開設支援活動などを展開しています。今回の発表では、高齢者の社会参加の場となるオンライン運動教室の開設・普及を促進するために実施してきた多様な支援活動について報告しました。
大西研究技術員 受賞のコメント
私がシニア向けオンライン運動プログラム「Slow Online FiTness(通称: SOFT)」の社会実装に携わるようになってから、1年が経過し、プロジェクトメンバーとともに実施してきた過程を日本地域看護学会で発表いたしました。
これまで、地域住民の皆さまの健康づくりを応援するつもりが、逆に私が皆さまから激励され、元気をいただきながら、活動を続けてまいりました。今回の受賞を、プログラムをご活用くださっている通いの場の参加者の皆さまにお伝えしたところ、「あなたも頑張ったけれど、SOFTを続けてきた自分たちも頑張った!」と笑顔で喜んでくださいました。その姿を見られたことが、今回の受賞でいただいた何よりのご褒美だったと感じています。
この場をお借りしまして、シニア向けオンライン運動プログラムの社会実装活動をご支援くださっている皆さまへ、厚くお礼申しあげます。