研究所レポート
2019年1月11日
研究者に聞きました
須藤副主任研究員に、研究者になろうと思ったきっかけや、健康のためにしていることを聞きました。
Q.どんな研究をしていますか?
A.なぜ運動を行うと気分がポジティブになると思いますか?運動は身体にどのような刺激を与えるのでしょうか?これらの疑問を解明することで、個々に対応した効果的な運動プログラムを提供することができるかもしれません。私たちは、生理学、生化学、行動科学の実験手法を用いることで、生体内のミクロな変化を捉え、「運動-脳-骨格筋」の相互作用するメカニズムの解明を行っています。
Q.研究者になろうと思ったきっかけは何ですか?
A.研究者になろうと考えたことはありません。家族が骨格筋と神経の病気になったことで、骨格筋の謎に興味を持ったことが、この世界へ飛び込んだきっかけでした。一方で、運動が致命的に下手にも関わらず「勝つ」という目標に真剣に取り組むスポーツが好きでした。骨格筋をキーワードに、研究を通してヒトの身体に貢献できる仕事、それが「研究者」という仕事であったということです。
Q.健康のためにしていることはありますか?
A.年々、体力の低下を感じています。日常の生活のなかで、骨格筋を使うことを意識した動きを心がけています。
Q.ホームページを見てくださった方へ一言メッセージ
A.世界では日々、多くの新しいことが発見されています。しかし、生物は未だ多くの謎に包まれています。これらの謎を解き明かすこと、そして、それを皆さんの健康やパフォーマンスに活かせるように工夫すること、これが研究者の使命であると考えています。ぜひ、我々の研究成果・活動に注目していただき、皆さまの生活に取り入れていただければ幸いです。
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