学会レポート
2017年10月3日
第36回日本臨床運動療法学会学術集会レポート
9月に大阪府で開催された日本臨床運動療法学会学術集会で発表をしてきました。
開催日:2017年9月2日, 3日
場 所:メルパルク大阪
最近、座りすぎによる健康障害が問題となっています。今回の学会でも「レッツBSL(Let’s Break Sedentary Lifestyle,不活動をぶっ飛ばせ!)」という取り組みがなされ、全員で各セッションの合間に1分間のストレッチを行いました。この時間は良いリフレッシュタイムとなり、2日間の開催期間中、合計10分以上のストレッチ時間を確保することができました。
レポート:小野寺 由美子(ウェルネス開発室副室長)
今回の発表は、座っている時間を活動する時間に置き換えると、お腹周りに影響があるかどうかを、ISモデルという疫学的手法を使って検討しました。これは、ある行動を別の行動に置き換えた場合、どのくらいの効果が期待できるか推定するモデルです。
その結果、1日30分の座っている時間を、歩行のような中高強度の身体活動30分に置き換えるとウエストが約2cm低い値を示し、立ち上がるだけのような強度の低い活動に置き換えるだけでも、ウエストの減少が推定されました。
今後は、実際に座位時間を減らして活動時間に置き換えた時の変化を検討していきたいと考えています。
開催日:2017年9月2日, 3日
場 所:メルパルク大阪
最近、座りすぎによる健康障害が問題となっています。今回の学会でも「レッツBSL(Let’s Break Sedentary Lifestyle,不活動をぶっ飛ばせ!)」という取り組みがなされ、全員で各セッションの合間に1分間のストレッチを行いました。この時間は良いリフレッシュタイムとなり、2日間の開催期間中、合計10分以上のストレッチ時間を確保することができました。
テーマ:座位・身体活動の置き換えと体格との関連
レポート:小野寺 由美子(ウェルネス開発室副室長)
今回の発表は、座っている時間を活動する時間に置き換えると、お腹周りに影響があるかどうかを、ISモデルという疫学的手法を使って検討しました。これは、ある行動を別の行動に置き換えた場合、どのくらいの効果が期待できるか推定するモデルです。
その結果、1日30分の座っている時間を、歩行のような中高強度の身体活動30分に置き換えるとウエストが約2cm低い値を示し、立ち上がるだけのような強度の低い活動に置き換えるだけでも、ウエストの減少が推定されました。
今後は、実際に座位時間を減らして活動時間に置き換えた時の変化を検討していきたいと考えています。